2019年4月

◯音楽

午後の反射光 / 君島大空

今のところ今年出た作品で一番聴いてます。弾き語りに無数の音を混ぜた混沌としたトラックの上でウィスパーボイスが美しいメロディーをなぞるのはどうしても1stアルバムの頃の七尾旅人を思い出してしまうのですが、「雨に撃たえば…!disc2」から20年(マジ?)経ってこの作品や崎山蒼志みたいな最初期の七尾を彷彿とさせる後続アーティストが表に出てきたのはちょっと面白い気がします

 

9999 / THE YELLOW MONKEY

再結成から発表まで3年かかっただけあり曲調もアレンジもバラバラで統一性は皆無ですが吉井のソロ+バンドみたいな付け焼き刃的な感触はなく地味ながらイエローモンキーらしいまとまりやユーモアがあり良かったです。"ロザーナ"は以前の彼らには無かった感触があり次作以降にも期待できそうな気がします

 

Send Away The Tigers / Manic Street Preachers (2007)

今更ですが…マニックスは力が入り過ぎて大作になりがちな印象が強いですがこれはドラマチックなメロディと良い歌唱をコンパクトに楽しむことができ思いの外あっさり聴ける良いアルバムだと思います

 

◯ライブ

シャムキャッツ Tour "Virgin Graffiti" @SHIBUYA O-EAST 2019.4.21

シャムキャッツは2015年に観た東名坂ツアー"素晴らしい日々"東京公演が個人的なベストライブで、それ以降はツアーのたびに観るようにしていましたが近年はアルバムの方向性ともども個人的に何となく乗り切れない感じがありました。今回のライブも前日に慌ててチケットを購入する位のモチベーションでしたが、まず全体的にとにかくバンドのテンションが高く、またドラムの抜けが非常に良くて最近の優しげなギターポップも躍動感溢れる仕上がりで気持ちが上がりました。"Virgin Graffiti"収録曲もアップテンポな曲は激しく、穏やかな曲はより精彩を放つようにプレイされ(これまで特に気に留めていなかった"おしえない!"が最高に良かった)、かなり充実感のあるライブだったと思います。前述の2015年のライブ時にも感じたのですが4人のバンドとして今をやっていくという明確なスタンスに勝手に励まされる思いがしました

 

◯その他

・GWに金沢へ行きました。主要なスポットを押さえつつ温泉に入るスタンダードな旅行で、感想としては美味しい料理は本当に美味しいという事を再確認できたのが一番良かった感じです。兼六園は人が多すぎて期待してた程チルできなかったのですが犀川〜寺町辺りは大変雰囲気が良く最高な気持ちになれました

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良き・リーベツァイト

・仕事がマジで辛いです。大声で罵倒してくる上司が異動し安心していましたがそれにより逆に自分のヤバさが露骨に剥き出しになってしまい困ったなという感じです。今後は強制的に会話力を上げるため社会人サークル的な寄り合いへの参加を検討しており"対等な人間関係"を模索していきたいと思います