2020年総括(本)
リンカーンとさまよえる霊魂たち - ジョージ・ソーンダーズ
感想は前書いたので割愛します。近年の英米文学を読むようになれたので来年も読んでいきたいです
ジャングル・クルーズにうってつけの日:ヴェトナム戦争の文化とイメージ - 生井英考
感想は前書いたので割愛します。文体にカッコいい〜となってしまう、中学生なので…
海の乙女の惜しみなさ - デニス・ジョンソン
"ジーザス・サン"より幾分か静的ですがそれ故に良かったです。"煙の樹"は途中で挫折したのでまたいつか読みます…
ルポ 川崎 - 磯部涼
折に触れて思い出して自分の住んでいる街と重ね合わせる事が多かったです
数年ぶりに再読しましたが明快なぶん何回も読んで頭に馴染ませた方が良いなと思いました
春と盆暗 - 熊倉献
ちょっと変で可愛い女の子とシビアな現実の対置が印象的でした
バビロンまでは何光年? - 道満晴明
オマージュと下ネタと優しい結末が道満先生の真骨頂という感じで本当に良かったです
諸々思う所があり8巻までしか読んでいませんがスラップスティックかつスリリングな展開は本当に楽しめました。年明けに最終巻が出たらまとめて読みます
えの素 - 榎本俊二
小学生以下の下ネタの嵐と破綻してるのに要所で狂ったピタゴラスイッチみたいな整合性を取りながら展開する迫力に笑いました
少年イン・ザ・フッド - SITE(Ghetto Hollywood)
まだ2巻は読んでいませんが…ミックステープ文化の描写や過去と現在を併走させて物語を展開するのが良かったです
DCやマーベルの漫画に手をつける端緒になったのを含めて今年はこれを読んだのが一番大きかった気がします。膨大な情報をまとめる構成力と語り口が魅力的でした
年間ベスト選出は大体年末の時点で記憶に残ってるかどうかで判断してるのですが、今年は本をよく読んでいた感覚があった割に色々見返してたら頭に残ってなかったり読み忘れてるのが結構あったりして何だかな…と思いました